活動報告

2014.11.15

~真の介護予防とは?~

~真の介護予防とは?~
「虫歯の成り立ちを理解させ、患者の意識を変えてこそ、予防は成功する」。プロフェッショナル~仕事の流儀~“ぶれない志、革命の歯科医療”(NHK,2014年10月17日放送)の歯科医 熊谷 崇氏の考えにテレビの前で思わず拍手をした。私の立場に置き換えれば、「老年症候群の成り立ちを理解させ、参加者の意識を変えてこそ、介護予報は成功する」となる。
虫歯を治療することは簡単だが、根治には至っていないのである。自分の口腔の状態・タイプを知り、意識することで予防になり今後、虫歯を発生させない。すぐに治療をしないで、虫歯になりやすいかどうか、口腔の写真や虫歯との関係性が大きい唾液検査などと、ありとあらゆる手を使って、地道な『患者教育』をしていく。
患者にしては、虫歯にみまわれ一刻も早く治療してほしいのに、すぐには治療してもらえない。基本的な口腔ケア(歯磨き・デンタルフロス等)の自立ができ、口腔の衛生状態が改善されてから、やっと治療が開始される。歯科医療をはじめた35年前、熊谷氏のやり方はときに患者に罵倒されることさえあった。熊谷氏は、どんなに苦境に立たされても考え方を曲げずに貫いたことで、次第に患者の信頼を勝ち得、今の実績を積み重ねてきた。

運動を教えることは簡単である。一過性のノリや笑いで進行することも難しくないであろう。介護予防プロの役割は、運動を自主的に実施してもらうことであり、『運動の習慣化』までを支援することである。
そのためには参加者自身が運動の必要性に覚醒し、主体的に取り組んでもらうことである。運動指導者は、『教えること』よりも、参加者が覚醒するに至るまで、傾聴・承認・提案・支援ができることである。
低体力者・高齢者をはじめとする一般の人々に老年症候群の成り立ち、今の自分の老化の兆候を知ること、病気を怖がるのではなく病気を寄せつけない身体づくり、つまり予防の重要性を印象深くわかりやすくプレゼンテーションできるスキル、我々はフィットネス・インストラクターでなく『介護予防プロ』であるという自覚、そして日本を生涯現役の元気高齢者でいっぱいにするといった信念が必要ではないか。熊谷氏の言葉を借り、「真の患者(参加者)利益とは何か」を胸に、日々参加者、そしてメールメンバーをはじめとする同志と向き合う覚悟でいる。

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