活動報告

2014.09.01

~口腔機能は生きる基本~

~口腔機能は生きる基本~

“またずり落ちてる…”。食事量も進んでいない。ここ最近は、入院中の父の朝食時に駆け付ける。
“あかん”と思うと同時にベッドの背上げを戻して仰臥位の状態にする。ベッド上にあがって、頭側に仁王立ちになり、父の脇をもって「息を吸って吐いて~」とタイミングを計りベッドの頭側に10cm程度身体を移動させる(このやり方が私は一番、腰に来ない)。
父も「せーの」と一緒に声を出す。父はもちろん寝たままであるが、声を出して身体を引き上げているのだろう。

“姿勢を正すと食欲が上がる”。ベッドの背上げがポイントだ。なるべく坐骨が立つようにし(立たないが、その人なりに一番立った状態にする)、仙骨部分が背もたれに着くようにする。背上げをして、明らかに“ずり落ちてる”、つまり骨盤が後傾し背骨が丸まっている状態では、食べにくいのである。もう一度、ベッドをフラットに戻し、冒頭に述べた手順を踏み、姿勢を正すことで、各段、食欲が改善する。

介護用電動ベッドには、モーターが1・2・3とあるが、いくら膝上げがあっても背上げの状態で、背もたれと仙骨部分に空きがあると(骨盤がずり落ちてると)、利用者はしんどい姿勢になると思う。

看護師や介護福祉職業従事者は、配膳時、食べさせることが必死で、利用者の姿勢を正す余裕はないと思われる。電動ベッドの底板の部分がキャタピラーのように移動して、利用者の仰臥位を背上げのためのベストポジションに移動させることができれば…なんて思う。

9月21日(日)元気kai!イン兵庫が神戸市立中央体育館で開催される。今年は~フェイスレジスタンスエクササイズ~で芝﨑美幸氏を招へいする。念願の口腔機能向上の講座だ。そして~高齢者の筋力トレーニング~で、スロトレ考案者『東大の石井直方先生』の筋トレの師匠である宮畑豊氏。宮畑氏は演歌CDも発売されているユニークなキャラクターだ。そして私は、元気応援~元気高齢者対象の介護予防教室の内容を網羅する。
3講座とも、すぐに活用できる内容を提供するよう努める。元気kai!は、ひとりでも気軽に参加できる空間づくりをしている。また志同じ者が集うので、“参加することで、元気になる!!”と言ったコメントを毎年、頂戴する。

食べさせること以前に、『食べたくなる姿勢づくり』が食欲に大きく影響すると思う。口腔機能は生きる基本と考えている。
口腔機能と姿勢、姿勢と筋トレ、チェアエクササイズと介護予防について、今年の元気kai!で学習していただければ幸いである。
*私事で恐縮ですが、父は7月末に事故に遭い、現在入院中ですが、日々、復調しています。ご心配なく!!

竹尾吉枝

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